秩父鉄道大麻生変電所2


小前田送電線と三ヶ尻送電線は変圧器の後、
断路器、油遮断器と計器用変成器を挟みます。
写真は小前田送電線のものです。
油遮断器は三菱電機製のタンク型油遮断器で、1974年製です。
1次側のガス遮断器と同時期に三菱電機から購入したものだと分かります。


こちらは三ヶ尻送電線です。構成は一緒です。


三ヶ尻送電線はその後すぐ地中に引き込みます。
ここから秩父鉄道の架線柱まで地中になっています。


小前田送電線は架空線のままです。


小前田送電線はこのかご型ビームの鉄柱を通ります。
小前田送電線の下の段で左右に高圧配電線(武川駅方向、熊谷駅方向)、
真ん中に運転用直流電線3線(武川駅方向1線、熊谷駅方向2線)を地中から引き上げます。


鉄柱の下には高圧配電線の開閉器を操作する紐と、
運転用直流電線の断路器解放ハンドルがあります。


そして、その次が秩父鉄道の架線柱になります。
写真手前が武川駅方向、後ろが熊谷駅方向です。
武川駅方向は小前田送電線と三ヶ尻送電線の2回線になっていますが、
上の小前田送電線の方はジャンパー線が繋がっていません。
小前田送電線は所々撤去されていて、現在は使用していないようです。
下の三ヶ尻送電線は地中から引き上げています。
変電所から出た小前田送電線は、
熊谷駅方向にある車両区変電設備への送電線に繋がっています。


高圧配電線と運転用直流電線は南側の架線柱を通り、
それぞれ武川駅方向、熊谷駅方向に分かれます。
武川駅方向運転用直流電線はここで1本から2本に分かれます。


武川駅方向の小前田送電線と三ヶ尻送電線は、
次のコンクリート柱で縦型配置になります。
(写真左が三ヶ尻送電線、右が小前田送電線)


武川駅手前の三ヶ尻線分岐点まで小前田送電線と三ヶ尻送電線は併架しています。
碍子は小型のLP碍子で、
小前田送電線に限っては所々ピン碍子まであるので、
電圧は高くても2万2千ボルト程度だと思います。


三峰口駅方向の写真なので、
今までの写真と逆配置になるのですが、
三ヶ尻送電線と小前田送電線の分かれる地点です。
折り返すように通っているのが三ヶ尻送電線で、
真っ直ぐ行くのが小前田送電線です。


小前田送電線はそのあと耐張碍子で一旦終わります。
武川駅構内は送電線が撤去されています。
撤去時期は不明ですが、
武川駅の南北跨線橋設置の直前だと思われるので、
然程昔ではないと思います。

秩父鉄道大麻生変電所3

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