整飾の細則1

ここでは国土地理院の地図に限らず、すべての地図に関係する整飾を述べます。



1、図郭

図郭とは、それぞれの地図の区割りに基づいた枠の線を言います。
2万5千分の1地形図の場合は、
横51センチメートル、縦42センチメートルになっています。
(旧図式は、緯度7分30秒、経度5分)


2、道路の到達

道路の到達は、国道、高速道路、主要な道路に表示します。

a,到達名には「至」を冠します。

b,国道の場合は、都道府県庁所在地、北海道の支庁所在地、
または、主要都市の名称を表示します。

c,高速道路は主要都市の最寄インターチェンジの名前、
または、ジャンクションを表示します。
地図の図面に、
中央自動車道の高井戸インターチェンジが載っていて、
それ以外のインターチェンジは別の図面だった場合、
到達表示は調布・稲城・国立府中の各インターチェンジよりも、
主要都市を最寄にする、
八王子インターチェンジが望ましいと言えます。
なので、この場合は「至八王子IC」と表示した方が最適です。
ただ、縮尺が大きい場合は、
「至調布IC」でも構わないかと思います。
しかし、分岐インターの「至稲城IC」は避けた方が無難です。

d,到達に適した主要都市がない場合は、
駅、山、峠などの名称を入れます。

e,行政名の場合は、「市区町村」は省略して表示します。
ただし、居住地名の場合は省略しません(丁目は省略します)。


f,有名な登山道や歩道は主要な到達地を表示します。

g,到達は、到達表示の中央と道路記号の中心を一致させます。

h,一つの道路が隣の図面で分岐し、
それぞれの主要都市に行く場合は、
それぞれの到達名を一定の間隔を開けて表示し、
それぞれの到達名の間に入れる中点と道路の中心を一致させます。


i,二つの道路、または道路と鉄道が近接した場合、
双方の記号間の中心から一定間隔開けた位置に、
それぞれの到達名の最後の部分または最初の部分が来るようにします。
また、到達地が同一な場合は、
双方の記号間の中心に名称の中心が来るようにして表示します。
ただし、道路と鉄道の場合は、到達地が同一でもそれぞれ表示します。
二つの道路が近接していて
到達地が異なる場合。
二つの道路が近接していて
到達地が同一な場合。
(道路同士に限る)

j,三つの道路が近接した場合は、
中央の道路の到達名を「g」の規定に基づいて表示し、
左右の道路は中央の道路の到達名から一定の間隔を開けて、
それぞれの到達名の最後の部分または最初の部分が来るようにします。


k,次の場合は到達を省略できます。
多数の道路が近接していて
表示が困難な場合、
重要度の低いものは省略できます。
図郭の隅の僅かな部分だけ
表示される道路。
図郭に断続的に出たり入ったりしている
道路の中間部分。

l,図郭の隅の場合は到達を表示していない辺に対し、
一定の間隔を開けて表示します。


3、鉄道の到達

a,到達は主要駅にし、駅名に「至」を冠します。
また、駅名は平仮名で表示します。

b,貨物専用線の場合、到達駅が貨物専用駅の場合漢字で表示します。
しかし、到達駅が旅客駅の場合は平仮名で表示します。

c,その他細則は道路の到達に準じます。

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