GPS測量

GPSとは「Global Positioning System(汎用地球測位システム)」の略で、
セシウムの原子時計を搭載した人工衛星を使って位置を観測するものです。
人工衛星の電波を受信機がキャッチして、伝播時間等から現在位置が求められます。
GPSと言ってもピンと来ない方が多いかと思われますが、
意外と身近で使っていたりします。
「カーナビゲーションシステム」です。
カーナビは、人工衛星を使って自分の車のある位置の座標を求め、
地図上にプロットしています。
逆に言うと、位置を決めないと現在地点が分からないので地図上にプロットできないのです。
これで、今まで訳の分からない三角測量・・・
云々と地図のつながりがお分かりいただけたと思います。

GPSはアメリカの軍用目的に作られたもので、
軍事用と一般用とに分かれています。
軍事用はマンホールくらいの小さいものでも位置を殆ど狂わせずに計算ができ、
ミサイルを的確に撃ち込めます。

GPS衛星の個数は・・・?と聞かれると実は困ってしまいます。
数がどんどん増えているからです。
数が増えるたびにこのサイトを更新しなければならないので、ご勘弁願います。
ちなみに平成10年の時点で28個の衛星数でした。
常に観測には4個の衛星を使うようにしています。

GPS測量の仕方

固定点(既設基準点)と新点にGPS観測機を設置して観測します。・・・・以上です。
今まで苦労して観測した三角測量・多角測量がバカバカしくなる測量です。
三角測量等は2人以上の測量士または測量士補がいるため、人件費がかかるのですが、
GPS測量は測量士・測量士補は1人で済み、
あとはアルバイトやパートに任せることができます。
設置も簡単で、狭範囲なら1時間もかからずに観測できます。
ただ、GPS観測機がめちゃくちゃ高いですが・・・。

でもGPSは・・・。

GPS測量は今あぶらが乗っていますが、
過度的な測量法になるかもしれません。
鉄道や飛行機などはGPSに変えて、
更に精度のいい準天頂衛星に変える研究をしているからです。
しかも準天頂衛星は日本独自のものなので、
アメリカとの外交的問題もなく、自由に使えます。
しかし、その前に準天頂衛星の開発に成功しなければなりませんが、果たして!

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